スターリングエンジンを使ったCPUクーラーが発表されたそうです。
文字通り最高にクールだと思います!CPUの熱だけで回るなんて。
スターリングエンジンというのは、外から熱を加えたり冷やしたりすることにより、中の気体が膨張したり縮んだりしながらクランクを動かす外燃機関です。↓
少し前に「大人の科学」という実験キットシリーズの中に、このスターリングエンジンで動く模型のクルマがありましたよね。
一見ショボそうなエンジンだし、確かに小型&高出力とか急激なパワー変動は無理なんですが、実は熱効率は非常に高いのです。だから、クルマやバイクのエンジンは無理でも、(海水で幾らでも冷やせる)潜水艦などではすでに実用化されているようですね。知らなかった・・・
熱源の上でFANを回したい、というCPUクーラーの用途にもぴったりだと思います。おまけに回転数を電子制御しなくても、熱くなったら自動的に回り始め、冷めたら停まると。すばらしい!
スターリングエンジンは自力で工作したことありますよ。タイチ殿にも前に話した気がしますが。
これは熱源を使ってファンとして使っているのですね。
スターリングエンジンの場合、逆機関としても使えるので、モーターで回してやれば、冷却装置としても使えるはず、そっちでCPUを冷やすのもいいんじゃないですかね。まあ、電力はいりますけどね。
温度差で駆動するわけだから、エンジンの底面かなんかを筐体に接触してつかうんですかね。外気に接していたほうがより効率はいいとおもうけど、外気温が高くなると効率はおちてしまいますね。
スターリングエンジンの話は以前しましたね。発端はいくずく殿が大人の科学のクルマを買った件だった記憶してたんですが…自作したんですか!注射器みたいなのを買ってきて?
PCの筐体はそんなに熱くならないでしょ。あっ、ノートPCの話かな?
僕のアイデアとしては、夏の暑い日にエアコンを効かせた室内と室外の気温差を利用してサーキュレータを回す、なんてのはどうでしょう?
僕は大人の科学は買ってませんよ。欲しかったんですけどね。1万円くらいしてちょっと高すぎ。僕が作ったスターリングエンジンはちょっと構造が違って、ダイヤフラム方式をです。100円ショップで買った風船と、アクリル容器など、回す部分にはDVDを使って作りました。
大人の科学のあのマシンは本の付録としては高いかも知れませんが、エンジン付きの模型と考えたら案外安いように思えます。
ダイヤフラム方式ってどんな仕組みなんでしょう?
うん、それはそう思う。当時は、とりあえず動く機構を実際に試してみたいのがメインだったんだが、最近模型としてもほしいとおもうな。
ダイヤフラムってのは空気により伸び縮みするする素材を使った動力伝達またはストッパーの機構だ。ゴムとか蛇腹みたいなものでつくる。シリンダーの代わりに空気膨張時の動力伝達部品として使える、これだと密閉問題が簡単になる。
あの模型はもう買えないんでしょうか。今ネットにあるのは下のスターリングエンジンだけですね。
http://otonanokagaku.net/magazine/vol10/index.html
これはこれで、応用が利いて良さそうですが。犬の頭に乗っけてあるのがうけました。
いくずく殿自作のエンジンは上のリンク先にある小林式に近いんでしょうか?よく判らないので、今度YouTubeに投稿してください:-)
これもダイヤフラムだと思いますよ。構造的にはこれとほぼ同様です。
残念ながら僕の自作版は子供にばらばらにされてしまいました(^_^;)
もっかい作ってみるかな(~_~;)